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2006年08月24日

いくいくちゃん解体新書

 湯気カナユニが独自の手法で養殖に成功した生物、
「いくいくちゃん」。その愛くるしい仕草や言動で
多くのファンを魅了し、市民権を獲得しつつある。

 だがその裏には、カナユニの恐るべき陰謀が
かくされていたのだ。



●いくいくちゃんについて 

 あえて説明するまでもないとは思うが、もし「いくいくちゃん」を知らない人がいると不都合なので、概論を述べておく。知っている人はこの青字の部分は読み飛ばして結構である。

 「いくいくちゃん」の名称の意味は「死ぬ部隊」である。実際の任務での役割がそのままソフトな表現で名称になっている。「死ぬ」では表現にトゲがありすぎるので「逝く」に換え、さらにひらがなに換えることで意味を漂白し、「いくいく」と2回繰り返して語尾に愛称の「ちゃん」をつけることで児童・女性層をターゲットにしたものと思われる。

 「ウレ」というのは、カナユニ氏がその文章の中で好んで使う一人称である。「オレ」と言うためには口の中がクリアでなくてはならない。食事、酒、タバコで忙しいカナユニ氏の場合、咀嚼しながら会話する必要性から「ウレ」を編み出したと思われる。


 「いくいくちゃん」の特徴(定義でもある)は

・名前に「うれ」「ウレ」を含む。
・レベル10前後。
・ウィザード。

 以上の三点を満たすキャラクターであること。
習性としては

・語尾に「ぽ」「っぽ」などをつけてしゃべる。
・前世での記憶が支配的で、生後すぐに豊富な知識や
強い目的意識を発揮する。など。




●カナユニ氏の陰謀


 カナユニ氏の構想では、「いくいくちゃん」の用途は「軍事用」である。これは発足当初から公開されているため、これ自体は陰謀ではない。

●低コストのレベル10ウィザードを多数集め、エネルギーボルトの連打で攻撃させる。これは「弱いけど命中100%」というエネルギーボルトの特性を利用した、かつての龍討伐で見られた手法を縮小応用したものである。

●また、レベル10なので「いくら死んでもかまわない」という特性を利用し、敵の高レベルキャラクターの足止めをさせる。タイミング重視の攻城戦においては、1秒の累積が無視できないものになる。
 
 運用としては主に上記の2点。カナユニ氏がいくつかの城を占拠した事実から、有効な戦法であることは実証されている。



 ここまではいい。
ゲームの中だけで見るなら、低コストで効果の高い戦法だと言えるだろう。だが、次の事実を考慮すると、別の面が見えてくるのだ。




1キャラを操作するには、パソコン1台と人間一人が必要



 まず、「いくいくちゃん」一匹を操作するのに人手が一人必要。これが大きなポイントである。

 さらに、どんなに高性能なキャラを所有している者でも、「いくいくちゃん」を操作している間はそっちがお留守になるのである。発揮してこその性能であり、眠らせている時間はそのまま「赤字」と考えていいだろう。

 さらに人数比。
充分に性能を発揮しながら突っ込んでくる高レベルキャラ一人を、足止めするだけでも10匹以上の「いくいくちゃん」が必要になる。10人以上の人手が必要になるのだ。


 はっきり言って、安全ではあるが損失の多い戦法である。マトモな考えの人間なら、自分の陣営の人間にこれを使わせるのは躊躇するはずである。


 ―ここからがカナユニ氏の陰謀である。―


 とはいえ、戦法としては有用なことは実証されている手法である。
有用な手法は、必ず模倣される。敵にも。

 割りに合わない手法だと気づき、やめる者も多いだろう。だが、誰もやらない中で自分だけが使えば有効だとわかっていれば、やる者が完全になくなることはない。

 誰もが「いくいくちゃん」の利用の誘惑にかられ、誰もが相手の「いくいくちゃん利用」に警戒するようになる。結果、サーバー全体のメインキャラの育成が停滞し、経済の流れもにぶくなるであろう。



 弱いけど、確実に効く毒。


 それが「いくいくちゃん」運用に隠された、カナユニの陰謀なのである。

 
 わしも少々しゃべりすぎたようだ。知られるとまずいので、
カナユニには内緒にしておいてほしい。いいね。
 



 










posted by ビニール at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | リネ記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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