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2008年01月09日

フロンティア

「フロンティア」

未開の領域に臨む最前線。もしくはその未開の
領域そのものである「新天地」を指す言葉だ。


「前進!」とか「一攫千金!」というような景気のよい
フレーズを、つねにイメージとしてまとう言葉ではあるが、
ことリネージュに限っては、そう明るいだけの要素ではない。


フロンティアにおける、いわゆる「うまみ」が発生するには
いくつかの条件がある。

それを利用しての流通利益を産むための後背地との格差だとか、
一種の無法状態である「はやいもの勝ち」の思想がまかり通る
精神的土壌などが挙げられるが、一番大きい前提条件は

「人口の加速度つきの増加」

である。

ほぼ無人の広大な土地に、人間が入植して浸透していき、
人口を増加させて活動規模を大きくしていくというその
過程において「濡れ手に粟」的なうまみが発生するわけだ。

もし、そこで人口の増加がなかったら?
いや、逆に減ったらどうなるのか?


これに近い状況が現在のリネージュの環境である。


行くことができるマップや、狩り場が次々追加される。
「それで我慢しなくてはいけない安い装備」と
「とても手の届かない優秀な装備」の間を埋める性能と
価格の装備が次々と追加される。配置モンスターもしかり。


ユーザーに対し、広大な「フロンティア」が提示されているわけ
だが、プレイヤー人口は減少する一方である、というのがそれだ。


「優秀な装備」や「オイシイ狩り場」というものが単一、もしくは
少数である場合、プレイヤーの興味はそこに集中し、競争が起こって
その勝者が利益を得る。勝者はそのポジションを維持するために
努力するし、目立つために下位の者からの攻撃の目標にもなる。

また、防衛すべき箇所が少数のため、状況が把握しやすいし、
濃厚な防御体制をしくこともできる。ここに一部勢力による
利益の独占が発生し、それにあぶれた者たちによる
「あいつら倒せ」的一揆運動も活発になる。

量的なものだけでなく、
「ここを守らねば生き残れない」
「ここを奪わないと下っ端のままだ」
という逼迫した状況が産む「温度の高さ」という
質的な要素も大きい。

せまい環境が、逆に流動性を活性化するのだ。

リネージュというゲームの魅力は、ハード的なものではない。
電子的な遊戯ということであれば、家庭用のゲーム機のほうが
はるかに質は高い。それはソフト的なものだと言える。なにか。

限定された環境の中で技術や知恵をふりしぼって
「画面の向こうのヤツとギリギリの戦いをする」
のがそれである。

そういうギリギリの戦いに勝つことで得られるもの(利益や
装備や精神的な喜び)は、安易に得られるそれとは比較に
ならぬほど大きいものである。

話がそれた(これ、ちょっと使ってみたかったw)。

つまり、「フロンティア」の提供により、それまで一箇所で
起こっていた抗争を、各地でも起こし、ゲーム自体の活性化を
はかろうというのが運営側のねらいだったはずである。

実際は、狩り場が増えて「勢力の棲み分け」が可能になったために
おこる競争の沈静化。努力に比例して得られるだけの報酬。
階級別人口の上下方向への分散。

それによる飽き。

「なーんかつまんねー。やーめた」

ねらいが当たればよかったが、結果は見てのとおりである。
まるでゲームというものの本質がわかっていない。「将棋」の
人気が衰えない理由を考えてみればいいのだ。ケケケw

紙面が尽きた(尽きてねーけど)。
どうすべきかの結論を急ごう。

さて、わしには珍しく、結論を最後にもってきたが、
リネージュにはどうすれば活気が戻ってくるのか。



「フロンティアの没収」



をやればいいのである。


・アイテムの種類の削除。
・ダンジョンの閉鎖。
・マップの縮小。
・モンスターの出現数の減少。


いままでにやってきて失敗したことの逆をやるだけの話だ。

「大幅なダウン・デート」

をやりなさい。ぽ。








posted by ビニール at 03:18| Comment(1) | TrackBack(0) | データ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ま、前は神殿のサキュから一体10k出てたって言いますね。
あれはそういう感じだったから閉鎖になったんでしょう。
次は新影が閉鎖の予備軍かな?
Posted by じお at 2008年01月15日 08:21
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